今日は猫のノミ・ダニ・フィラリアについて書いていきます!
1.フィラリアについて
フィラリア症は犬糸状虫と呼ばれる寄生虫が心臓に寄生して起こる病気です。名前は犬の病気と思われがちですが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリアに感染しても症状がみられないこともありますが、喘息のような咳や嘔吐といった症状がみられることがあります。猫は犬に比べてフィラリア症の診断が、難しいと言われてます。今からの予防が大切です。
蚊の多い日本では、室内飼育、室外飼育を問わず、猫は常に危険にさらされています。
ではどうやってフィラリア症から猫を守るの?
毎月1回予防薬を投与するのが安全で確実な方法です。
フィラリア幼虫が猫の血管に侵入するのを防ぎます。内服薬を飲ませにくい子は背中に垂らすスポットタイプの予防薬があります。
これはフィラリアのみではなく、ノミ、ダニを駆除するスポットタイプのお薬です。
我が家ではこちらを使用しています。
動物病院でも違うものを購入できますが、やはり病院は割高で我が家は多頭飼いなので、すこしでも安く抑えたいためもっぱら【ペットくすり】さんにお世話になりっぱなしです。
2.ノミ・ダニ・マダニについて
ノミの種類は多いですが、大きさは約2mmなので肉眼で確認できます。
特に、猫にはノミがつきやすく、草むらなどで寄生され、猫の毛の中で寄生したノミは、卵を生み、家の中で落とし家庭で繁殖してしまいます。
ダニはノミと違い、大きさが0.1mm~0.3mmなので肉眼で確認することが中々難しいと思います。
マダニについて・・・
マダニは800以上の種類あり世界中で問題になっています。最近はニュースでよくお年寄りが亡くなったとか幼い子供が亡くなったと見かけるようになりましたね。マダニは、ペットのみならず人間に対しても皮膚病の原因になるだけでなく恐ろしい病気まで媒介します。
ノミ・マダニが人にもたらす病気は?
ノミ刺咬症・・・ノミに刺されることで起こる皮膚炎。患部をかくことで、細菌感染し重い症状になることもあります。
猫ひっかき病・・・感染した猫に引っかかれたり噛まれたりすると、リンパ節が腫れて頭痛や発熱を起こすことがあります。
ペットのノミの被害とは?
ノミアレルギー性皮膚炎・・・激しいかゆみや湿疹、脱毛などが主な症状。一度この病気になると、その後はわずかなノミの寄生でも皮膚炎に悩まされます。
サナダムシ・・・条虫の卵を宿したノミを、さらに犬や猫が食べてしまうことにより寄生。下痢や嘔吐の原因になります。
1回のノミ予防で、すべてのノミはいなくなるのか?
これの答えはNOです。定期的なノミ予防が大事です。
目に見えているノミはたったの5%。幼虫やさなぎの状態で隠れています。定期的なノミ予防をすることが大切です。
卵から幼虫になるまでのスピード。
ピークシーズンは梅雨から夏⇒最短:12-14日
春・秋⇒3-4週間
冬⇒約180日
となっているようです。
マダニは、どうやってペットに寄生するのか?
一番は散歩のときです。
草むらなどに生息するマダニは、ペットの散歩のときに寄生する機会を待っています。公園や河原などもマダニの生息地帯です。少しでも緑が多いところは注意が必要です。
お散歩のときにお洋服を着ても寄生は避けられません。
上記のことを踏まえたうえで、家族、ペットのためにも必ず予防しましょう。
ノミ・マダニ/フィラリアの予防方法とは
最近はホームセンターでもノミの予防の薬(医薬部外品)を見かけます。我が家はもちろん使用したことありますが、正直いうとなんの効果もなかったです。安いので買ってしまいがちですが、動物病院で購入するか、インターネットでも最近は購入できますのでそちらをおススメします。
だいたい動物病院で扱っているものは【フロントライン】という動物用医薬品です。医薬部外品に比べ、はるかに効果も高いですし、薬を付けた後、猫は48時間たてばそのあとはシャンプーをしてもその効果は変わりません。体に垂らすだけのスポットタイプなので非常に簡単です。
一番大切なのは確実に駆除し、今後の寄生を予防することです。
一つの薬で ノミ・マダニ・フィラリア の予防をできる薬もあります。
ノミ・マダニ・フィラリア対策をしっかりしていきましょう!!
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