ペットロスから立ち直れない方へ。

 

 

ペットロス症候群

ペットロスとは、文字通り、『ペットを失うこと』。ペットを失うと、様々な心身の症状がおこる。ペットとともに過ごすことによって、愛情をかけてきたペットの突然の別れによって行き場をなくしてしまうことによって、引き起こされる症状です。

愛していたペットを亡くしたときに、悲しみにくれますよね。ペットロスとは、人によって期間や程度は変わってきます。どのように立ち直っていくか、私の経験で考えて行きたいと思います。

私は今まで、数匹の犬、猫、他小動物の死に向き合ってきました。一番最近の話だと、2018/1/30に愛犬を皮膚型リンパ腫で亡くしました。

初めは皮膚が弱くて、肌荒れかと思っていたので、病院の塗り薬など塗ってはおさまって、またかゆくなって、また病院。病院の先生も、まったく気づかなくて皮膚病の一種かと思っていました。それまでに血液検査もしましたが、なんの反応も出ていなかったのです。

どんどん皮膚が荒れていき、再度、2017/8/8、血液検査をしました。皮膚型リンパ腫の結果がでました。

『皮膚型リンパ腫ですね。』

え?リンパ腫?癌?

戸惑いをました。その時の状況は詳しく覚えていません。

非常にみつかりにくい癌らしいです。抗がん剤も効かないと先生から言われていました。抗がん剤をしても延命で1か月くらい伸びるくらいと説明を受けました。余命半年です。早い子は1か月持たない子もいます。

抗がん剤をするかしないか考えて下さいと言われ、亡くなるまでにできることは痒みを抑えてあげることしかできないと先生に言われました。

帰宅し、家族と話し合いました。抗がん剤はしないと決め、今まで通り過ごそうということになりました。この決断は今も後悔していません。

どんどん、今までの薬では痒みがおさまらなくなり、薬の量もふえていきました。初めは、お腹の横あたりにできていたのが、だんだん大きくなり、足や、お腹に広がっていきました。見ているだけでも辛かったですが、うちの犬は、そんな姿も見せずに普段通りに過ごしていました。

最期の3日間はご飯も食べず、水も自力飲めなくなり、トイレにも行けなくなり、仕事を休んで介護をしました。日に日に痩せて行きました。ご飯も普段あげれなかった、ヨーグルトなどスプーンで、少しづつ、あげました。本当にご飯を食べなくなったときは、相当な辛さだったと思います。夕方6時半。おしっこをしたため、下に敷いてあるシーツを交換しようとし、抱っこをした瞬間に息を引き取りました。亡くなる数分前に、いっぱいお水を飲ませました。喉が渇いたまま、天国に行くよりも、よかったと思います。亡くなったその日はいっぱい話、一緒に寝ました。ほんとに涙が止まらなかったです。今もお線香をあげ、定期的に、ご飯をお供えしています。

他に何かできることはなかったのか。これは、いつまでたっても消えることはないと思います。私は精一杯の愛情を注いだことに間違いはないと言い切れます。

 

8歳という短い命でした。

この写真は亡くなる30分前の写真です。

亡くなって、火葬が終わった後ですね。。まさに『ペットロス』です。

他の子がいるのに、なんのやる気も起きず仕事に行く気にもならず、ただ、残っているペットのご飯をやっているだけのような生活がしばらく続きました。

今思うと軽いうつ状態だったんだなと思います。

このような状態になる方は多いと思います。このブログを読んでいただいている方は、今すごくつらいかもしれないですね。

私なりのペットロスの過ごし方をお伝えできればと思います。

私は、今も会いたい。とにかく会って、抱きしめたいです。でも、今はペットロスとまでは言いません

辛い時期は、乗り越えました。いろんなブログや、インターネットの情報に助けられました

私が本当に回復したきっかけ

実際に、私が本格的に回復できるようになったきっかけは、(7)動物の死後のゆくえと、動物界の進化です。ここから、いろいろプラスに考えられるようになりました。ほんとにこういうものを、ひたすら探し続けていました。本当かウソかなんて、わからないです。でも私はこれを読んで、ストンと自分の中に落ちました。これはあくまで、私のきっかけですの、信じる、信じないは人それぞれだと思います。

一度、じっくりと時間を作って、何度も読んでみてください。

(一部参照)・幽界の動物たちは、自分を愛してくれた人間が霊界に来るまで、その姿で待ち続けることになります。そして飼い主は、他界直後にかつて愛したペットの出迎えを受けるようになります。人によってはその後もしばらく、幽界で愛するペットとともに生活を送るようになります。

あ。また、いつかあえるんだ。私はそう思いました。そこから少しづつ、ちゃんと思い出と向き合えるようになりました。

こういうお話は、何回か今まで聞いたことがありましたけど、特に深く考えたこともなかったです。こういう考える時間を作ってくれた、今までのペットたちに、本当に、感謝ですね。

強がらず、素直にすべて吐き出す

わが子のように、大切にしていたペットが亡くなったんです。こんなオオゴトなことないですよね。いつかは別れがくる。わかっていても、いざそうなると受け入れられないんです。

うまく対処ができずに、受け入れることもできない。これは正常な感情です。とにかく思いきり泣きましょう。

誰にも遠慮することもなく、どんな時もご自身の気持ちを大切に過ごす。最愛のわが子を亡くしたのですから、遠慮はいりません。我慢せずに思いっきり泣くことが重要だと思います。

何もしない、頑張らない

変に、焦る気持ちありますよね?早く立ち直らないと!がんばらないと!そんなこと思わないでください。

何もしなくていいんです。がんばらなくていいんです。私は何もしませんでした。というか何もできませんでした。仕事も休みました。49日は本当にぼちぼち過ごしていました。他のわんこもいるため、朝から、10分ほど外をふら~としたりしてましたね。

とにかく、悲しみと、思い出に、どっぷりつかりましょう。ここで頑張っても空回りするだけです。

何もしない。頑張らない。

軽~い作業をしてみよう。

家でじっとしているのも飽きてきます笑

本当に時間がたつと、時間の感覚が戻ってきます。とにかく日光に当たってみます。無理はダメです。すこーしでいいので、なんとなく日光に当たってみてください。日光はほんとにパワーをくれます。私はこれをきっかけにどんどんいい方向に向かったと思います。

あとは、パッと思いついたことをやってみてください。体を動かしてみるとか手先を動かしてみるとかですね。私みたいにブログを書いてみるとか。。。

ブログはいいかもしれないですね。いままでの、思い出書いたり、写真を探していると自然と笑みがこぼれます。おススメです。ブログなら簡単にはじめれますし、同じ気持ちの方などにわかっていただけると、勇気も出てきます。思い出に浸れます。悲しみに向き合えます。

悲しみをわかってくれる人に話してみる。

これは、私には中々難しいことでした。『どうせ人に話してもわかってもらえないし』と思っていましたし、周りに中々話せるような性格でもなかったので、時間がかかったと思います。今は、ブログとか書いていますがここに来るまでに時間もかかりました

インターネットの中で、同じ境遇の方を探してみたりしていました。今思うと、ブログで思い出をずっと綴っていけたらもっと早く向き合えてたかもしれないですね

私自身も、わかってもらえるという前提で話して、わかってもらえないもどかしさが嫌だったので話しませんでした。同じ境遇の方と自由に語ることによって、辛さや死と向き合う力が湧いてきます

徐々に亡くなった、現実を受け入れれるようになります。亡くなって直後は、一人で思いきり泣きましょう。少しでも余裕ができたら、ブログなどで吐き出していくのがいいですね。

誰もわかってくれないと悲観するのは、良くないです勝手にブログなどを書いて、思い出に浸ればいいんです。そのブログもきっと人のためになります。

 

ペットロスが長引く人の特徴

ペットロスが、長引く人の特徴として、ペットロスに関して周りに話せなかったという方が多いようです。悲しみは、誰かと共有することで、症状が緩和されることがあるそうです。

お世話について、後悔が残ってしまった場合は、人間も同様、次回から気を付けるしかないんです。もっと一緒にいる時間を作っていればよかったというのは、意識をすることで防ぐことができます。日ごろから、精一杯愛情をかけます。

ペットロスを克服する人の特徴

ペットロスを早く克服する方の特徴は、とにかく泣く方我慢せずに一人でも泣き続ける方

多くの体験談では、新しいペットを迎え入れることです。現時点では、考えられないですよね。ペットを飼うのは怖いという方もいますよね?でも、ペットの死があるからこそ、また一つの命を大事にすることができると私は思います。絶対に後悔しないよう、精いっぱいの愛情で一緒に時を刻んでいただけたらと思います

新しくペットを迎え入れる際の注意点

新しくペットを迎え入れる条件として、

  • 亡くなったペットとしっかり向かい合った。
  • 気持ちの整理がついた。
  • 遺品整理ができた。
  • 供養をしている。
  • 自分の気持ちと向き合う。
  • 新しく迎え入れた、ペットとの1日の過ごし方を考える。
  • 家族と話し合う。

上記は絶対条件だと私は思います。

ペットと過ごす時間は、かけがえのないものです。新しいペットを迎え入れることを、考えることは、普通のことです。気持ちの整理ができないまま、新しいペットを迎え入れるのは良い選択とは思えません

新しいペットは、前の子の代わりではありません。心の中で、整理ができたらお迎えしましょう。他の方と比べる必要はないんです。一人ひとり違う考えがあります。辛さ、悲しみを受け入れる時間は人それぞれだと思います。急がなくても大丈夫です。あくまでも自分のペースで少しづつ受け入れていきましょう。



ペットロスおすすめ本

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